先日から、以下のような記事がネットで話題になっています。

『アジア人女性が「白人男性の下着」をかいで… ドイツ企業CMが「日本揶揄」?差別的と物議』

 

ドイツのホームセンター「ホルンバッハ」の現地CMが、日本女性を揶揄するような内容だというコトです。

CMの内容はまだYoutube上で見ることが出来ます。

 

 

中国や韓国をも巻き込んで、炎上中と言っていい状況になっているのに、まだ削除もせずに、言い訳に終始しているのを見ると、相当悪質とも言えますね。

 

ちなみに、同社は、「外国人を排斥する意図はない」と公式ツイッターで説明しているそうです。

「侮辱の意図」ではなく、「排斥の意図」がないと答えているあたりが、ドイツの今日の追い詰められた空気を感じさせます。

 

CMの内容は、ドイツの白人男性たちが屋外で作業し、汗と土で汚れた下着を真空パック。

それを日本とおぼしき場所へ送ると、女性が自販機でその下着のパックを買い、中のニオイを嗅ぎながら恍惚とするというものです。

 

世界中で最も衛生観念の発達した日本人女性には、あり得ない行動ですよね(^^;

アジア女性は、全体にきれい好きだし、さらに言えば、性的にも他の人種に比べると、比較的穏やかな欲求しか持たないことを考えても、このCMの内容は異常な表現と言っても良いでしょう。

 

この「異常さ」が実はドイツ人の特性だよ、と思われる事も多く、他のヨーロッパ人にも、「ドイツ人は変態だ」と、からかわれるコトが結構あります。

ブロンドばかMEMO

 

以下、ヨーロッパ各国を揶揄した地図となります。
出典:alphadesigner.com

2012年のアメリカ人による偏見

アメリカ人によるヨーロッパ観(2012)
ドイツが「DIRTY PORN」になっています。PORNはポルノです。しかもDIRTY=けがらわしい、下品な、低俗な、です。

 

2010年のイギリス人によるヨーロッパ観

次は、イギリス人(Great Britain)によるヨーロッパ観(2010)です。
やはりドイツの部分に「DIRTY PORN」と書かれています。

ブロンドばかも、ドイツ女性と会話していて、時々「ドイツ人は変態だからw」などと、ふざけることがありますが、きまって「日本人がもっとHENTAIデショ!」と反撃されますw

HENTAIは今や世界語となっています(^^;

 

むしろ、シチュエーションが逆で、アジア女性の汚れと汗だらけの下着に、顔を埋めて、喜びうめきながらドイツ人男性が恍惚とする、というCMなら、自然だったかも知れません。

 

ただ、このイメージ、あなたも、どこかで「デジャブ」感がありませんか?

そうです、1990年代、日本中で一斉を風靡して、世界中からひんしゅくを買った日本の「ブルセラショップ」ですね。😓

 

このニュースを扱っている日本のWEBメディアにも、ここに触れているものもありますし、ホルンバッハ社自身が

下着フェチであるというアジア人男性に対する固定概念が存在している

と回答しています(^^;
(なぜドイツ人自身のことは入れてないのかが謎ですがw)

 

ただし、それ以降の文面はただの言い訳になっています。

我が社の動画では逆に男性が消費される側であり、女性を主体的に描いているので問題ありません

 

変態でも、他人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせたりしなければ、全然かまわないと思います。

現に、私たちブロンドラバーだって、ある意味では変態ですよね笑

 

このCMで問題になったのは

  1. 潜在的に、アジア人、また女性に対する差別的な偏見を持ちつつも、意識できていない
  2. また、それを指摘されたときに正しく対処できない

そのような人たちがまだまだ多い、自称「人権国家」であるドイツの実情です。

 

ドイツには他に、真性の人種差別主義団体のネオナチがたくさんあります。

これらによる犯罪も後を絶たず、移民問題とセットになって、ドイツ最大の社会問題の1つでもあります。

 

ここでは、あえて人種問題を語ることはしませんが、こうした陰の部分もドイツをはじめ、欧米社会の一面です。

日本人である、わたしやあなたが、白人女性と交際したり、国際結婚したり、そういう生き方の中で、こうした陰といかに向き合うかは別のページに譲りたいと思います。

 

こうしたニュースを見聞きすると、「いやードイツは人種差別が酷くて嫌だな。別の国にするか」と気持ちが引けてしまうかも知れませんが、大丈夫です!

 

実際、ブロンドばかの交際した女性の多くがドイツ女性でしたし、彼女たちから日本人に対する敬意こそ感じたものの、差別的な偏見は感じたコトはありません。

 

月並みですが、人によるというコトでしょう。

また、ある意味では、人種差別などを取り締まる司法が機能しているドイツはまだマシとも言えます。😅

 

欧米を含む、世界では、日本人が想像も出来ないくらい、もっと酷く差別されたり、無慈悲に扱われている非白人男性たちがたくさんいます。

そんな中でも、彼らは果敢に(ガツガツと?)美しく素敵な女性に挑戦し続けています。

私たちブロンドラバーも、理想の白人女性との生活を夢見つつ、へこたれずに行きましょう!

 

✏️追記:
「ドイツ広告審議会」からの指示を受け、ホルンバッハ社はドイツ国内でのCM放送を別のCMに差し替えたそうです。

但し、周辺諸国のオランダやチェコ、オーストリアなどでは、依然としてこのCMが流れ続けているそうです。

また、スウェーデンでは、支社独自の判断でこのCMを使っていなかったとのこと。

放送は中止されましたが、Youtube、インスタ、ツイッターではまだ見ることが出来るようです。

ツイッター:https://twitter.com/Hornbach_tweets
インスタ:https://www.instagram.com/hornbachsverige/

フォロワー数を見ると、それほどファンはいなそうです。
(2019/04/18)

 

[著者:ブロンドばか]