2018年9月4日にこんな記事が掲載されていました。

 

「ショック」?

どんなショックなのかとても気になったので読んでみました。

 

今回はこちらを教材にして、外国人女性との交際や国際結婚について、色々と考えて参考にしたいと思います。

 

Contents

日本人が時間に細かすぎてショック

日本だけでなくスイス等も時間に正確な運行

「予定の時間どおりに進まないと機嫌が悪くなるのはどうして? 一緒に旅行に行くときやどこかに出かけるときに困る。1分単位で気にするなんて細かすぎるよ。日本では電車が時間通りに動いているんだから(これにもびっくり)、ちょっと遅れても次の電車に乗ればいいと思うんだよね」

これは日本人を揶揄するときによく使われる例ですが、日本人にだけに限ったことではありません。

 

たしかに、電車に乗るのに「1分の遅延」で問題になるのは、さすがに日本だけでしょう。

 

しかし、例えば、スイスでは2分で「遅延」と定義されています。

また、スイスの子どもの誕生会では「2時から」と約束していたら、2時にはチャイムが鳴って、ドアの前にお客さんが全員揃っているというのが普通だそうです。

 

そもそも、電車やバスが、時間通りに正確に運行されることは素晴らしいコトですし、いったん慣れたら、数分どころか、何十分も遅れる運行には戻れません。

 

それこそ母国で「予定の時間どおりに進まないと機嫌が悪くなる」という経験を、自分自身がするコトになる外国人も多いのです。

 

問題は「せわしなさ」ではないでしょうか。

電車の乗り継ぎをギリギリに設定したり、気ぜわしく行くなら、もう少し「マッタリでもいいんじゃないかな?」というのは分ります。

 

5分単位で来る電車の1本を待たずにぎゅうぎゅう詰めで乗る様子からも、1、2分を気にする日本人の気質は想像がつきます……。たまには1本見送るなど、余裕を持ってみるのもよいかもしれませんね。

次の電車もぎゅうぎゅう詰めなんですけどね笑

 

人身事故が増えてる昨今、乗れる電車に乗っておかないと、何時間も駅に留め置きされたり、バスでの振り替え輸送なんてコトもありうるので、日本の生活に慣れると当たり前に「来た電車に乗る」と思います。

 

ブロンドばか個人的には満員電車がだーい嫌い!なので、満員電車に乗るくらいなら、いっそ歩く方がまし派ですが笑

 

 

日本で妻が財布のひもを握る意味と理想の国際結婚

日本で妻が財布のひもを握る意味と理想の国際結婚

■日本のお父さんの「おこづかい制」ってなに!?

どうして自分が稼いだお金をぜんぶ奥さんに渡して管理されなければならないの?

日本で、財務省が最大の権力を持つように、お金を握るものが権力を持ちます。

妻が財布を握ると言うのは、つまり、日本の家庭の権力者は妻とも言えますね。

 

実際には、そう単純ではありませんが、「ヘソクリを貯められる」のも、「こっそり秘密の買い物が出来る」のも妻です笑

 

日本の男性の多くは、給与を丸ごと妻に渡すことで、面倒なお金の管理を妻に押しつける一方で、妻を完全に信頼して、また、権力を譲っているとも言えます。

 

たしかに欧米人男性には驚きですね。

 

欧米では妻が専業主婦の場合、夫が全てのお金を管理し、妻には少額のお小遣いと、当分のあいだ必要なお金しか渡さず、経済的に妻が全くの無力というケースもあるからです。

 

こうした欧米の妻たちの「お金が無い」、「自由に使えない」、という境遇は心理的には相当つらいと思います。

完全な従属になってしまいますから。

 

アメリカのドラマや映画などを見ていて、こういう事実が背景にあるシーンがたまに出て来ます。

ちょっと知っておくと「なるほど!」と思うかも知れません。

 

個人的にはどちらも問題があるかなと思います。

共働きでも、妻または夫が専業主婦(夫)の場合も、ある程度、お金の動きを透明にして、互いが必要な、また収入に見合った協力をしていくべきですね。

 

クリスマスとお年玉と両方プレゼントする日本はたいへん

クリスマスに浪費する必要がありますか?

■クリスマスプレゼントで散財してお年玉まで!?

本来必要のない、クリスマスプレゼントを買いすぎるるから「散財」になるという単純な理由ですよね。

 

本当にこんな疑問を持つとしたら、国際結婚の前にもっと必要な経験や学びがあったのでは?と思ってしまいます。

 

多くの場合、日本人はクリスチャンではありません。

それが特に大東亜戦争後のアメリカの強い影響で、どんどんと浸透してきた輸入文化の一つがクリスマスです。

 

ただ、本当に「文化」とまで言えるかどうか分りません。

街の人に「クリスマスってなんですか?」と聞いて、正確に答えられる方はどれくらいいるでしょうか。

 

むしろ、欧米世界とのシンクロイベントとして行われている「祭的なるモノ」と考えた方が自然かも知れません。

クリスマス(英: Christmas)は、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭である(誕生日ではなく降誕を記念する日)。

毎年12月25日に祝われるが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9

 

ここ何年か、盛り上がりを見せている「ハロウィン」もそうですよね。

おそらく「ハロウィンって何ですか?」と聞いて正確に答えられる方も、同じように少ないと思います。

ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe’en)とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。

もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。

カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3

 

商業的に「利益を上げたい」と思っている企業のバックアップもあって、さまざまな楽しそうな環境や商品、サービスが用意され、準備万端であなたを待ち構えているので、つい、「みんなで楽しく騒いだり、恋人とロマンティックに過ごしたりするのにちょうどいい!」となります。

 

実際に、クリスマスを楽しく過ごしている日本人のうち、何人が祈りを捧げているのかまったく分りません。

 

あなたの白人の彼女や奥さんがクリスチャンならば、真剣に「クリスマスをどうするか」を話し合うべきでしょう。

 

二人ともに「熱心なクリスチャンではない」場合も、二人でクリスマスをどう過ごすのか、お正月という日本の習慣と合わせて考えておきましょう。

 

たとえどちらも楽しんだとして、普通に過ごす程度なら「散財」にはならないと思いますよ。

 

法事が多く規則も厳しい日本と自由な欧米?

イギリスには法事や葬儀の服装のルールがありますphoto:CNN

■日本は「死」に関する行事が多いよ!

お葬式や法事など『死』に関する行事が多いこと。

法事が多い一つの大きな理由は、日本の「家」観や先祖供養の伝統でしょう。

 

実は「行事化」することにも大きな意味があります。

先祖や身内の法事があることで、疎遠になりがちな親戚と顔を合せる機会になったり、当然、亡くなった方をしのぶよい機会になります。

 

逆に、欧米では、よく個人的にお墓参りをしている人がいますよね。

それこそ、海外映画やドラマでも、「大事な心境の変化」などを表すシーンとして、よく見る光景です。

 

どちらが良いとかそういう事ではないと思います。

いっぽうイギリスでは喪服というものはなく、身に着ける服やアクセサリーのルールもとくに存在しないのだそう。

このあたりは専門家でないのでよく分りませんが、イギリスの映画やドラマ、雑誌やニュースを見る限り、日本とほとんど同じではないかなと思います。

 

日本では、一定の年齢層で、「葬儀用の既製服」が好まれますし、実際にそればかり見ますが、基本的には、礼儀を守り、亡くなった方を悼む黒を基本にすれば、ほぼ問題ないと思います。

「ルールが無い」と当該記事が紹介している、イギリスの場合も実際はこんな感じですね。

 

イギリスの葬儀でもドレスコードはあります photo: Google

また、「葬儀ではどんな服を着るべきか」(Wikihow)といった記事でも、ほとんど日本と同じルールとなっています。

How to Dress For a Funeral
https://www.wikihow.com/Dress-For-a-Funeral

「死」にまつわることも、宗教観の違いが出やすいテーマ。パートナーを看取った後のことについて話し合うのも、国際結婚カップルの大きな話題の1つのようです。

欧米の若い人には、特定の宗教に属していない人も多く、agnostic(【名】不可知論者)も多いです。

ただし、生き方、死に方など人生の大テーマに関しては、あなたの宗教観、死生観と、パートナーのそれが、どのように同じで、どのように違うのか、機会を見て話し合っておくことは大事ですね。

 

子どもが生まれたら国際結婚カップルはセックスレス?

子どもが生まれたら国際結婚カップルはセックスレス?

■子どもがいる家庭では添い寝が多いけど、夫婦のスキンシップは!?

日本では夫婦の寝室が別だとか、子どもがいる家庭では添い寝や川の字で寝ることが多いと聞いて、ショックを受けました。

これは夫婦2人の問題なので、2人で決めたら良いことだと思います。

日本の習慣とか、文化とか、あまり意識する必要もないですよね。

 

たしかに子どもが小さいときには、同じ部屋にベビーベッドがある方が安心でしょう。

でも、今はカメラとスピーカーで、常時、赤ちゃんを確認できる安い、簡単なシステムも自分で設置できます。

 

ブロンドばか的には、むしろ、「二人が熟睡できる環境の違い」が問題かなと思います。

 

以前、付き合っていた北欧の女性は、「大きなベッドでも2人で寝ると熟睡できない」というタイプでした。

 

こうした時には、寝室にシングルベッド2台を設置するしか選択肢がないでしょう。

 

また、夏のエアコンの設定温度も、しばしば夫婦間のケンカの元になります。

おおざっぱに言うと、白人女性は、日本人女性より寒さに強いので、エアコンは日本人男性の適温に設定してしまって問題ありません

夫婦の寝室が別であれば、いびきに悩まされることもなく、読書や好きなことを気兼ねなくできるので合理的にも感じます

寝室を分けず、2人で寝ていても、好きなようにしたら良いんじゃないでしょうか。

そういう個人の重視とか、自由な関係が、欧米人女性との国際結婚の良いところですから。

 

2人の時間をいつも大切にしているなら、一緒にいる時にときには1人で読書しても良いでしょう。

その本について、2人で、自分の考えや感想などを語り合っても楽しいでしょう。

 

いびきに関しては、寡聞にしてブロンドばかは、大きないびきをかく女性を知らないので分りません。(^^;

 

ただ、ブロンドばか自身はいびきをかくそうです笑

でも、それで「寝られなかった」と白人女性に言われたことはありません。

 

目を見て話すのは欧米人女性とのコミュニケーションの第1歩

目を見て話すのは欧米人女性とのコミュニケーションの第1歩

■もっと見つめあいたい!

「日本人はあまり目を合わせて話さないね。仕事の時間が長すぎるし、せっかく二人でいられる時間を大切にしたいのに、僕の妻はじっと見つめあうのが得意じゃないみたい」

これはちょっとビックリしました笑

相手の目を見つめて話せない人が国際結婚なんてするんですね…

 

この感想を語っているのが、「日本人女性と国際結婚をしているイギリス人男性」というコトなので不思議な感じがしました。

 

もしかしたら、夫が欧米人の場合は、こういうケースもあるのかも知れません。

 

ちなみに、「欧米人女性と交際したい」、「白人女性と国際結婚したい」という日本人男性は、少しずつでいいので、相手の目を見つめて話すことに慣れてください

 

ただ、インターネット上のチャットで、ビデオを使っているうちに、だんだん慣れてくるので、あまり心配は要らないと思います。

相手の白人女性もあなたをじっと見つめて話しかけてきますから、あなただけ、視線をずらしていたら変ですよね。

 

個人的に、はじめてその女性と日本で会うときには、最初は恥ずかしくて、戸惑うかも知れませんが、すぐにいつものペースに戻りますので大丈夫です!

 

そういう意味でも、ビデオチャットは大事ですので、相手の顔を見ながらのコミュニケーションをたくさんとって下さい。

 

文化や習慣の違いは理解できると受け入れやすい

文化や習慣の違いは理解できると受け入れやすい

島国、道路が左側通行、お茶を好む文化――色々と共通点の多いイギリスと日本ですが、結婚して気づく文化の違いはたくさんある様子。互いの文化を敬いあい、その違いを楽しむことが、末永い幸せにつながるようです。

「結婚して気づく文化の違い」

これはなるべく結婚前に減らしておきたいところです。

 

外国人女性と交際するときには、変に自分をつくろったり、何か「自分ではない者」のフリをしたり、そういうコトはやめて、自分らしく、自然にいるコトを心がけて下さい

 

そういうあなたを見て、彼女は日本人や日本の文化を理解していきます。

 

あなたも、自然体の彼女を見て、彼女のキャラや性格のほかに、彼女のバックボーンである「出身国の文化や習慣」を知っていくことになります。

 

大事なのは、たんに「互いの文化を敬いあい、その違いを楽しむ」のではなく、たくさんのコミュニケーションを重ねて、どうしてそうなのか、理解を深めることです

 

理解を深めて、納得できたとき、すっと、心に入ったとき、相互をそのままに受け入れる自然な気持ちになっていると思いますよ。

 

楽しい冗談や会話のあいまに、真面目に相手の気持ちや考えを「聞く」という時間を作ると、ぐっとお互いの距離が縮まります。

相手の話を聞く。と言うのはとても大切なことですよね。

 

[著者:ブロンドばか]